パイナップルの楕円皿(ガラス教室のA.S.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2023/02/16 (木) 22:44 水吉郁子
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棚板の上にガラス粉を置くとき、
薄く置くと、焼いた板も薄くなります。
少量の粉をスプーンなどで薄く広げて置けば
薄い小さなパーツができます。
薄いのでパーツを重ねて使うことができ、
重ねると、下の色が透けて
セロハンを重ねたように色が変化する
面白い仕上がりになります。

これまで、この超薄パーツを使った作品は
シャボン玉を飛ばしたイメージなど、
抽象的な模様が多かったのですが、
A.S.さんは具象的なデザインで
パイナップルを表現してみました。

下の写真を見れば制作方法は分かりますよねー。
カラフルな超薄パーツで胴体部分を作り、
緑系のガラス板をカットしたパーツで
葉っぱの部分を作ってあります。
そして、上から透明の粉をかぶせて焼き、
スランピング技法で成型して完成です。(上の写真)

パイナップルの実の部分には
赤、黄、茶色の単色パーツを使ってて、
一つ一つパーツを見ると
パイナップルの色ではないのですが、
重ね合わせた全体を見るとパイナップルに見えます。
この表現方法が良いですねぇ♪
色彩感覚の良さが光る作品になりました。
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