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輝きと煌めきの大皿(ガラス教室のS.K.さんの作品)
今回は
ガラス板に凹凸をつけて
煌めいた感じを持たせる方法(レリーフ技法)と
銀箔という煌めく素材を組み合わせた
作品を紹介します。
まず、銀箔から。
棚板の上にガラス粉を置いて
その上に銀箔を乗せ
さらに、上にガラス粉を被せて
サンドイッチのように
銀箔をガラス粉で挟んだ状態にして焼くと
銀箔を焼き込んだガラス板ができます。
こうして銀箔を挟んだガラス板は
若干黄色みを帯びたホワイトゴールドに似た
金属的な質感になります。
これを小さな四角にカットします。
次は、銀箔の四角いパーツと合わせるガラスです。
こちらは、銀箔ガラスの色を邪魔しないような
淡いアースカラーを4色選んで
焼いてガラス板にして、小さな四角にカットします。
次、銀箔と淡い色の四角いパーツを棚板の上に並べます。
それが最初の写真の左側の部分になります。
そして、上からガラス粉かぶせます。
このとき、ガラス粉は四角いパーツ部分の右の方にも広げ、
お皿の丸い形をガラス粉で作ります。
これを焼いて丸いガラス板にします。
その後、右側の部分にレリーフ技法で凹凸の模様を付け、
スランピング技法で成型して完成です。
淡い色の小さな四角が銀箔の煌めきを引き立てています。
そして、右側のレリーフ技法の部分が
煌めきに変化を与えています。
とても淡い上品な輝きと煌めきが
魅力の作品になりました。
微妙な色合いなので
写真に撮るのがホント難しい!
茶色のテーブルに置くとこんな感じになります。
こちらも素敵。