1年間でこんなに作品ができました!(S.S.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2016/11/17 (木) 11:15 水吉郁子
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約1年前、パウダーフュージングを始めたS.S.さん。
ガラス工芸は未経験でしたが
1年間(10回)でこんなに沢山の作品ができました♪

最初、ドキドキ、わくわく、しながら作った初作品が一番上の写真です♪

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次は豆皿です。
カケラを寒色と暖色に分けて、
そのままカケラの形を生かして配置し、
白いガラスの粉を上からかけて、
豆皿に仕上げました。

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そして、次が黄色い縁周りで全体をまとめた四角皿です。
ここで、制作工程が増えて少し複雑になりました。
まず、淡い色合いのカケラを並べ、
その上に透明のガラスの粉をかけて板ガラスを作ります。
焼き上がったガラス板の形を整えてから
周囲に黄色いガラス粉を置いて、
もう一度焼成して、成型しました。

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これまでは、カケラの形をそのまま生かして作品を作りましたが、
この作品は、カケラの形を整えてあります。
カケラを四角にカットし、それを配置して
上から白いガラス粉を被せて焼成して、
お皿の形に成型しました。
大小の四角いカケラが、柔らかい白いガラスの中で、
近くに遠くに舞っているようです。
全体のバランスが素敵な作品になりました

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次の作品もカケラの形を意識して作りました。
縦長のカケラを集めて、向きを揃えて配置し、
その上から白いガラス粉を被せて、焼成します。
できたガラス板を長四角にカットして、
周りに四角いカケラを並べます。
そして、上に透明のガラス粉を被せて、
長皿に仕上げました。
この作品の辺りから、どの段階で何回焼くかなど、
制作工程が感覚的に解ってきました

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制作工程が分かってきたので、
次の作品では、制作方法に広がりができてきました。

ターコイズの大きなガラス板をアンバランスに置いてみたり、
色とりどりの細かいカケラを焼き込んでガラス板を作ったり、
さらに、丸いカケラの粒をお皿の表面に低温で焼き付けるなど、
いろいろな方法を取り入れています。

カケラの粒を低温で焼き付けているので、
表面に粒の凸凹が残っていますが、
果物などを置くと、その凸凹で水分が切れて使い勝手が良いそうです。
なるほど!

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S.S.さんから写真を送ってもらいました。
写真に添えて、一言、 「作ったお皿は毎日使ってます!
パウダーフュージング生活を楽しんでます♪」とのことでした。

カラフル!
おいしそう!
楽しそう!!