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誰でもできるガラス技法
パウダーフュージング教室に関する質問で一番多いのが、
「私にもできるかしら?」という質問です。
テレビとかで見るガラス工芸って、
ドロドロに溶けたガラスを扱いますから、熟練が必要ですし、
それに、普通、大人になってからは、
絵を描く機会すらありませんから、
ガラスで作品を作るなんて、
どこか別世界の出来事という位の感じを抱くのは
もっともだと思います。
でも、大丈夫!
これまで、パウダーフュージング教室に入った人全員が、例外なく、
自分のオリジナルな作品を創って楽しんでます。
ここがパウダーフュージングの特徴です。
そこに特別な秘密はありません。
この後、作り方の例を紹介しますけど、
要するに、簡単で敷居が低いんです。
教室の隅にあるカケラ箱からカケラを選んで、
それをパラパラと棚板の上に乗せ、
その上からガラスの粉を被せて電気炉で焼成すれば、
ガラス板ができます。
市販のステンシルや染め物の型紙を使って、
ガラス粉で絵や模様を描くこともできますし、
市販の転写シートを使う方法もあります。
これまた、教室にある型を選んで、
加熱成型すれば、お皿の形に成型できます。
絵が描けないとか、不器用だとか、心配は無用です。
(もちろん、絵を描いてもいいですよー)
それなのに、結構綺麗!
ガラスという素材自身が綺麗ですから、
色味さえ合わせれば、自然と綺麗になってくれます。
下に、教室の皆さんの初作品を載せてありますけど、
最初からこんな感じで作れます。
実は、最初パウダーフュージングを考案したときは、
私自身がパウダーフュージング未経験者だったわけですが、(笑)
それでも、最初から綺麗に出来たのに驚いたくらいです。
そのくらい敷居は低いのですが、
奥行きは深く、何年続けても、終わりが見えてきません。
いろいろな方法がありますし、
日々新しい方法が生まれているからです。
その辺は、また機会を改めて書きましょう。
教室の皆さんの初めての作品です。