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涼やかな花火の中皿(ガラス教室のF.T.さんの作品)

F.T.さんは
カケラ箱に不定形の小さな楕円形の粒が沢山あるのを見つけました。
色々な色があって、とても可愛いので、
それを素材にして中皿を作る事にしました。
粒の形がまちまちなので、
まず、研磨機で削ってしずく形に整えることにしました。
粒は長さ1センチ程と小さく、持ちにくいので、 研磨機で削るときに爪まで削ってしまい、大変です。
それでも、根気よく、ひたすら削り、
色とりどりのしずく形のパーツがたくさん出来ました。
そのパーツを、小さな円を描くように棚板に置いて、
上から透明のガラス粉をかぶせて焼き、
スランピング技法で完成です。
同じ方法で、お皿全体にパーツを置いた絵柄も作りました。(下の写真)
2つ並べると
大きく、小さく、大空に花開く花火を連想させます。
夜空に上がる花火とは違って
背景が明るいので印象は違いますが、
涼やかで爽やかさがあり、
今まで見たことのない花火を見るような
新鮮な気持ちになります。
