銀箔を使った4つの組小皿(N.M.さんの作品)
お正月が近づき、皆が銀箔の作品を作るのを見て、
私も作りたい! とN.M.さん、
雅な(?)紫色と銀箔で小皿を作りました。
濃淡2色の紫色のガラスの粉を平らに撒き、
その上に銀箔を置こうとして銀箔の角を摘んだら、
なんと、摘んだ角の一つが切れてしまいました!
銀箔はとても薄くて弱いので、慎重に扱わないと切れてしまいますし、
切れてしまった銀箔を元に戻すことはできません。
丁寧に繋げて置いても、
焼成すると切れたところに隙間ができ、切れた跡は消せません。
N.M.さんは破れた銀箔をしばらく眺めた後、
破れた角の部分をカットしました。
そして、残りの三つの角も違う形にカットしました。
銀箔はとても薄いので紙のように切ることはできませんが、
トレーシングペーパーで銀箔を挟んで、
慎重にハサミを入れると、切ることができます。
四つの角をそんな要領でカットして、紫色のガラス粉の上に置き、
透明のガラスの粉を被せて電気炉で焼成して、ガラス板を作り、
焼きあがった板を4枚にカットして、組の小皿にしました。
一つ一つの銀箔の表情が少しづつ異なる小皿です。
同じ模様の小皿を作る予定だったのが、
角がちょっとづつ違う形になってしまいましたが、
それがかえって素敵な作品になりました♪
まだパウダーフュージングを始めたばかりのN.M.さんですが、
失敗しても計画を立て直したり、
発想を変えて考えられるのがすばらしい!
失敗したときに、
どうしよう!? と考える時間も物作りの楽しさですね~♪