白いベースが魅力の四角皿(I.R.さんの作品)
白いガラスのカケラがカケラ箱に沢山あったので、(この下の写真)
それを使って四角皿を作りました。
この白いカケラを400~500度に熱して水の中に投入します。
そうすると温度差でガラスが割れて沢山の亀裂が入ります。
これを「水揚げ」と言います。(この下の写真)
この状態になると、軽くたたけば簡単にガラスが細かく割れます。
それを棚板に平らに並べ、
カケラの隙間を透明のガラス粉で埋めて、
所々に鈍色のカケラを散らし、(下の写真)
電気炉で焼成してベースの板ガラスを作りました。
その後、ガラス板を四角くカットして、
ポイントになる赤い徳利を乗せ、
それが出っ張るように低温で焼き付けて、
四角皿の完成です。
乳白色と透明色の白が重なり合った様子が奥行きを感じさせます。
ガラス板に表情があって魅力的ですね~。
このお皿、全部で8枚作りました。
知り合いのお店で使う為に作ったそうです。
和食の店なのかしら。
11センチ×16センチですから、
一人分のお刺身や切り身の魚やお漬物など、
何でも使える丁度いいサイズです♪
お店でこんな皿が出てきたら嬉しいなぁ♪
行ってみようかなー。