市松模様がシャープな青い四角皿(K.S.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2015/12/07 (月) 14:03 水吉郁子
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青い地に市松模様をあしらったお皿を作ろう、と思ったK.S.さん。
シンプルなデザインなので、最初は簡単に考えていました。

グレーと白のガラス板を作って、
それぞれを1センチ角にカットして、市松模様に並べて、
残りのスペースに青いガラス粉を置いて、焼成すれば出来上がり♪
というくらいの軽い気持ちだったのですが、
実際にガラス板を1センチ角にカットして並べてみると、
一直線にならず、ガタガタになってしまいました。
手でガラス板をカットすると、
角がキッチリ90度にならなかったり、
一辺の長さが微妙に違っていたりするからです。

近くに寄って見なければ分かりませんから、
細かいことは気にしない、と割り切ればよいのかもしれませんが、
K.S.さんは最初に抱いたシャープな市松模様のイメージを大切にしました。

そこで、白とグレーのガラス片を市松模様に並べ、
そこに透明のガラス粉を被せて焼成し、
十文字の市松模様の部分だけ先に作りました。
そして、十文字の形からはみ出した部分をカットして、
縁がきれいな直線になるようにしました。
このとき、十文字の交差しているところも大事です。
そこがきっちり直角にならないといけません。

こうしてシャープな市松模様を作った後、
青い部分にガラス粉を置いて、
もう一度電気炉で焼成して、磨いて、
最初のイメージ通りの作品になりました。

簡単そうに見えますけど、そうではありません。
妥協せずに手間をかけたからできた作品です。