光が揺れる四角皿(ガラス教室のH.Y.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2022/02/15 (火) 22:56 水吉郁子
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H.Y.さんは、以前、
絞り出し技法でひょうたんを描いた作品(右の写真)を作ったのですが、
今回、同じひょうたんのモチーフを盛り塗り技法で描くことにしました。

ガラス粉からガラス板を作り、そこに盛り塗り技法で
ひょうたんを描くところまでは良かったのですが、
それを楕円にカットするとき
絵柄が大きすぎてしまい、
バランスよく楕円の中に収まらないことに気づきました。
そこで、ひょうたんを描いたガラス板の一辺に
透明なガラス粉を追加し、板を大きくして
形を四角皿に変更しました。

この変更はうまく行きました。
元のガラス板の端を真っ直ぐに整えず、
うねうねとした曲線のままの状態で
ガラス粉を追加したので、
境目が味わいのある模様のようになりました。
そして、透明部分に光が当たると
水面が波打つような、ゆらゆらとした影を作ります。

ガラスの粉を加熱すると
それが溶けて板状になるのですが
表面に、触ってもわからないほどの
わずかな凹凸が残ります。
そこに光が当たると屈折して
独特な模様の影になるんです。

その影がとても印象的です。
絵柄に光の表情が加わって
バージョンアップした感じ♪
透明な部分のキラキラした感じも
絵柄の部分の柔らかい感じも
どちらもガラス粉の独特の風合いなのですが、
その対比が面白いです。