絞り出し技法でパーツを作る

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パウダーフュージング技法  2025/08/08 (金) 23:41 水吉郁子
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絞り出し技法は
ペースト状にしたガラス粉を袋に入れて
生クリームのように絞り出して線を描く方法です。
ガラス板に線で絵柄や模様を描くことが多いのですが、
今日は、パーツを作る方法を紹介します。

作り方は簡単です。
プラスチックシートに絞り出して線を描き、
それを乾燥させて、剥がして、焼くだけです。
試しに、花のパーツを作ってみたのが
上の写真です。

盛り塗り技法で面を塗り、
それをパーツにする方法は何回か紹介してきましたが、(右の写真)
それと同じ考え方です。

使い方も盛り塗りのパーツと同じです。
たとえば、パーツの上からガラス粉をかぶせて焼けば
パーツを焼き込んだガラス板ができますし、
吹きガラスと組み合わせることもできます。

線画のパーツの場合は、
何個か重ねることもできるので、
少し立体的な模様もできます。

新しい方法を思いつくと
どんな風に使うか、使えるか、
考えるのが楽しみです。