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反転したデザインが魅力の四角皿(ガラス教室のY.M.さんの作品)
今年(2021年)春からパウダーフュージング教室に通い始めた
Y.M.さんは、以前から吹きガラス技法で制作活動していて、
色を使わず、透明なガラスの生地をそのまま活かした
作品を多数作っています。
パウダーフュージングも吹きガラスと同じように
ガラスの生地を活かして作るところから始めました。
パウダーフュージングはガラス粒の大きさによって
ガラス板の透明度や風合いを調節できるので、
最初はそこからです。
まず、細かい粗塩サイズの粉で
和紙のような風合いの乳白のガラス板を作ります。
次に、少し大きなザラメサイズのガラス粉で
透明なガラス板を作ります。
そして、両方の板を
事前に考えたデザインに従ってカットして
透明と乳白を一部入れ替えて棚板に並べ、
上から透明なガラス粉を被せて焼き、
最後、スランピング技法で成型して完成です。
(1枚目と2枚目の写真)
透明度の違いを利用した
シンプルな作品になりました。
シンプルでありながら、
美しい、面白い、と感じさせるのは
意外と難しいのですが、
反転させたことで、
美しさと面白さが出ました。
上の二つは15センチ角ですが、
同じデザインで、
8センチ角の小さいお皿も作りました。(下の写真)
写真だと大きさの違いは分からないかも、、、(笑)