以前紹介したF.N.さんの作品を見て、
F.K.さんが「私も超薄シートで作ってみたい！」ということで、
作品作りが始まりました。

まず、超薄シートで紅葉のパーツを作ります。
季節が深まるとともに色づく紅葉のイメージを頭に思い浮かべ
ガラス粉の色を選びます。
赤と緑系を数種類。

それを薄く均一に棚板に置きます。
よく見ると、紅葉の色は1枚1枚違います。
そして、日々、色が深まっていきます。
そのイメージで粉を置いていきます。
グラデーションをつけて色を変化させた部分もあります。

そして、紅葉の形に形どって、低めの温度で焼くと、
紅葉のパーツができます。（下の写真）
葉脈も描いた超薄シートはまさに紅葉です。


この超薄な紅葉を下地の上に配置し、
上に銀箔をあしらい、
透明のガラス粉を被せて、焼き、
スランピング技法で成型して四角皿の完成です。（最初の写真）

この作品、お正月にお刺身を盛って楽しんだそうです。
お刺身の間から鮮やかな紅葉が見えます。
箔のキラキラも見えます。
華やかで美味しそうですねー♪