月とうさぎの小皿(M.Y.さんの作品)

M.Y.さんは一昨年の秋に
パウダーフュージングを始めました。
お月見の季節でもあるので
初作品は満月とうさぎをモチーフにして
小皿を作る事にしました。
まず、ペースト状にしたガラス粉で
月とうさぎの絵をプラスティックシートに描いて、
乾燥して、剥がして、焼きます。
ベースになる青い濃淡のガラス板も作ります。
ベースとパーツができたところで
工房の建て替えで教室がお休みになってしまいました。
教室を始めたばかりで慣れていないので
これからどんな手順で作業を進めるのか
分からないままお休みに入りました。
そして1年後、
再開した教室で続きを始めました。
ベースのガラス板の上にうさぎと月のパーツを置いて、
上から透明のガラス粉をかぶせて、焼いて、
スランピング技法でお皿の形に成型して、完成です。
再開した教室で
「うさぎの顔はどーするの?」と聞いたら
「何も描かない事にします。」とM.Y.さんはきっぱり一言。
明確なイメージを持っている様子で、
それが伝わってきました。
敢えて目鼻を描かず、
面でまとめたデザインが
可愛くてお洒落ですね〜
お皿の形が窓に見えて
丸窓からひょっこりうさぎが顔を出して
こちらを見ているようにも見えます。
教室を始めたばかりで慣れないときに
1年お休みになってしまったので
少し不安もあったかと思うのですが
再開すると思った以上に自然に手が動きました。
記憶の中の作品イメージも色あせる事なく
大事にとっておいた感じで
初作品ができました。
今年の秋は、この小皿でお月見を楽しみたいですね。

