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かわいくて華やかな器(M.H.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2015/01/02 (金) 10:06 水吉郁子
P1080677_m.JPG
銀箔はとても薄くて破れやすいので扱うのに注意が必要です。
とにかく薄いので、カットするのも簡単ではありません。
でも、工夫すれば銀箔をカットすることができます。
一旦銀箔をガラスの中に焼き込んでガラス板を作る方法です。

まず、棚板にガラスの粉を敷いて、その上に銀箔をそっと置いて、
さらに、その上に透明のガラス粉をかけて、電気炉で焼成すれば、
銀箔を焼き込んだガラス板のできあがりです。
こうしてガラス板にすれば、普通のガラス板を細工するのと同じ要領で扱えます。

作者のM.H.さんはこの方法で銀箔を使ったお皿を作りました。
銀箔を焼き込んだガラス板をカットして、
バランスを見ながら丁寧に構成します。(下の写真)
P1080554_m.JPG
銀箔などのパーツを配置し終わったら、
その上に透明のガラスの粉をかけて焼くと
下のようにデザイン通りのガラス板ができます。(下の写真)
そうしたら、縁を丸く整えて、
スランピング技法でお皿の形に成形して出来上がりです。
IMG_3261_m.JPG
使った色はピンクの濃淡1色ですが、
銀箔を使ったことでガラスの色が1色とは思えない
華やかさとかわいい中にも大人っぽさも感じる作品になりました。(一番上の写真)

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