雪降る夜の大皿(I.K.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2019/01/22 (火) 15:30 水吉郁子
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今日紹介するのは、
昨年、クリスマス用に作ったI.K.さんの作品です。

最初、夜の雪景色に雪だるまとクリスマスツリーを描いた
ガラス絵を作るつもりでした。

その制作工程は、雪景色をイメージして
背景のガラス板を作るところから始まりました。
まず、棚板にカケラを配置していきます。
降り積もった雪をイメージして白いカケラ、
仄かな明かりで暖かく照らされたイメージのピンクのカケラ、
そして、上空に行くほど深くなる
夜空をイメージした青いカケラです。
そして、カケラの間を
グラデーションを付けたガラス粉で埋めます。
カケラの色に合わせて、
白から深い青に徐々に変化させていきます。
そして、電気炉で加熱焼成して
ベースのガラス板ができました。

カケラの色のバランスがとても綺麗です。
仄かな明かりが雪と足元を照らす
静かで深い夜...
作り手のイメージが見る人に伝わってきます。
こういうイメージって大切ですね。

最初は、この背景の上に
雪だるまやツリーを描くつもりでしたが、
ガラス板があまりに綺麗だったので、
絵を描かずに、
そのままお皿に仕上げました。(上の写真)

残ったカケラを使って
花びら型の小鉢も作ってみました。
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