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雪降る夜の大皿(I.K.さんの作品)
今日紹介するのは、
昨年、クリスマス用に作ったI.K.さんの作品です。
最初、夜の雪景色に雪だるまとクリスマスツリーを描いた
ガラス絵を作るつもりでした。
その制作工程は、雪景色をイメージして
背景のガラス板を作るところから始まりました。
まず、棚板にカケラを配置していきます。
降り積もった雪をイメージして白いカケラ、
仄かな明かりで暖かく照らされたイメージのピンクのカケラ、
そして、上空に行くほど深くなる
夜空をイメージした青いカケラです。
そして、カケラの間を
グラデーションを付けたガラス粉で埋めます。
カケラの色に合わせて、
白から深い青に徐々に変化させていきます。
そして、電気炉で加熱焼成して
ベースのガラス板ができました。
カケラの色のバランスがとても綺麗です。
仄かな明かりが雪と足元を照らす
静かで深い夜...
作り手のイメージが見る人に伝わってきます。
こういうイメージって大切ですね。
最初は、この背景の上に
雪だるまやツリーを描くつもりでしたが、
ガラス板があまりに綺麗だったので、
絵を描かずに、
そのままお皿に仕上げました。(上の写真)
残ったカケラを使って
花びら型の小鉢も作ってみました。