蓮の花のガラス絵(ガラス教室のM.M.さんの作品)
M.M.さんはチベット仏教にまつわる
ガラス絵をたくさん作っています。
今回紹介する作品は、蓮の花のガラス絵です。
制作工程は、
盛り塗り技法で蓮の花のパーツを作るところから始まります。
ガラスの粉でプラスチックシートに蓮の花を描き、
乾燥させた後、焼成します。
その焼成作業が大変。
絵の上の部分は小さいパーツの組み合わせなのですが、
中央の花から下の部分(下の写真)は
花、葉、茎が全部繋がった
ひとつのパーツなんですよー!
全体は大きいし、茎は細いし、、、
焼成作業は私がやるのですが、
電気炉に入れたり出したりするとき、
どこを持てばよいのか、
ビビりまくりでしたぁ!
次はベースのガラス板作りです。
花や葉っぱの位置に合わせて
色と配置を決めてガラス板を作ります。
そして、ガラス板の上に蓮の花のパーツを置き、
絞り出し技法で細かな線を描き加え、
再度焼成して完成です。
M.M.さんは
盛り塗り技法と絞り出し技法を駆使して
そこまでするか!というくらい
細かく描写した作品を作っています。
ガラスで絵を描きたいという強い思いが
作品から溢れていますね。
来月(2022年4月13~18日)、代官山のギャラリー子の星で
グループ展「彩薫るガラス展」を開催しますが、
(こちらに展示会の案内があります)
そこに、この作品を出展するそうです。
ギャラリーで実物を穴の空くほど(笑)
ご覧ください。