柔らかな優しい風合いの豆皿(H.Y.さんの作品)
先日、ガラスの粉で線を描く方法を紹介しましたが、
絞り出して描く方法は、
筆やペンで描くのとは
手の動かし方や力の入れ方が違うので、
慣れないと上手くできません。
私も最初から上手く描けた訳ではありません。
でも、何度も何度も繰り返すうちに、
手が慣れていき、
細い線、太い線など、いろいろな線を
思いどおりに描けるようになりました。
今回紹介するH.Y.さんも
ガラスの粉で線を描くのが好きで、
いろいろな絵柄の豆皿を沢山作るうちに、
線を描くのが上手になり、
上手になると作品作りが楽しくなって、
また作品を作ると、更に上手になるという
良いサイクルになっています。
H.Y.さんは、自宅で絵を描いて、教室で焼成する、
という方法をとっています。
自宅で描いた方が、時間を気にせず、
じっくり落ち着いて描ける、という理由ですが、
「夢中になって描いていると時間を忘れてしまう」
というくらい楽しいそうです。
上と下の写真は、そんなH.Y.さんの最近の作品です。
細い線を使っているので、
デザイン的にはシャープなのですが、
ガラス粉による独特の和紙のような風合いがあり
全体の雰囲気は、優しく柔らかな感じになっています。
見ていると気持ちが和みますねぇ。