晴れのパネル、雨のパネル(ガラス教室のH.Y.さんの作品)
H.Y.さんはステンドグラスで作家活動しており、
大阪でステンドグラス教室も運営しています。
先日、ステンドグラス2人展を開き、
パウダーフュージングとステンドグラスを
組み合わせた作品を出展したので、
今回、その作品を紹介します。
晴れの日(左側)、雨の日(右側)をパネルにして
日の巡りを表現した作品です。
まず、左側の晴れの日から。
グラデーションの板と柔らかな丸が重なる板を
パウダーフュージング技法で作り、
それを市販のガラスと
ステンドグラス技法で接合して一つにまとめ上げました。
そして、右側の雨の日のパネルは
下半分の部分をパウダーフュージングで作りました。
絞り出し技法とレリーフ技法で作ったガラス板(下の写真)を
カットして組み込んであります。
その同心円のデザインは
教室のI.A.さんの作品(右の写真)から
アイデアをもらったものです。
許可してくれたI.A.さんに感謝です。
同心円がキラキラして
雨の波紋のイメージが広がります。
市販のガラスのシャープな質感の
の組み合わせがいいですね。
それぞれのガラスの個性がうまく調和しています。
風合いの異なるガラス板をひとつの作品にして
表現できるなんて
ステンドグラスの魅力ですね。