絞り出し技法で細かなパーツを作る
約2年前、
盛り塗り技法でパーツを作る方法を紹介しました。
ガラスの粉をペースト状にして
プラスチックのシートにパーツの絵を描き、
乾燥させて、剥がして、焼くとパーツができる、
というものでした。
これで簡単にパーツができるのですが、
ガラス粉のペーストを
筆で一定の厚さに塗る方法だったので、
細かく色分けしたり、小さなパーツを作るのは
向いていませんでした。
この方法から発展した
新しいアイデアが思い浮かびました。
それが今回紹介する方法です。
筆で描くから細かくできないので、
代わりに、細い線を描ける
絞り出し技法で描けば
シャープな細かい表現ができるかも、
ということです。
早速、その方法で試作したのが下の写真です。
描いた絵がそのままパーツになりました。
でも、ちょっと気になることが、、、
いつも通りの温度で焼いたのですが
小さなパーツは熱の伝わりが速く、
溶け過ぎてしまったようで、
形が甘くなってしまいました。
そこで、温度を低めにして
やり直してみました。
すると、適度な溶け具合で
シャープな形に作ることができました。
それが上の写真です。
どんな風に使おうかなぁ、、、
新しい方法ができると
どんな作品を作ろうか
頭がぐるぐる回り始めます。(笑)