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イチョウハウスのガラス絵(ガラス教室のS.T.さんの作品)
S.T.さんはガラス教室とは別に
陶芸教室にも通っています。
その陶芸教室の先生へのプレゼントとして
ガラス絵を作ることにしました。
まず、ザラメ状の透明なガラス粒と
緑色のガラス粉を混ぜて
棚板の上に置いて、焼成し、
ベースの板を作ります。
次に盛り塗り技法でパーツを描きます。
イチョウ、家、車、猫、地面です。
猫は写真だと分かりにくいかもしれません。
白い猫が家の屋根の上で丸まってます。
パーツを描いたら、焼成し、
絞り出し技法で線を描き加え
ベースのガラス板に配置します。
普通、パーツはベース板の上に置きますが、
地面のパーツだけはベース板の下に置きます。
これでガラス絵に立体感が出ます。
また、地面パーツはイチョウと同じ黄色なのですが
緑色のベースの下に置くことで
色が重なって深い色に見えます。
イチョウの葉っぱが幾重にも重なって
積もっている感じを表現できました。
その後、パーツを焼き付けて完成です。
15センチ×10センチほどの小さなガラス絵なのですが、
味わいと立体感がのある作品になりました。
イチョウの色に染まった
暖かな日だまりに佇む家。
秋の幸せな風景のイメージが広がります。
S.T.さんは、この作品を持ち帰って額装しました。
写真を送ってもらいましたけど、
更に良い感じになりました♪