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パンダのガラス絵(ガラス教室のT.H.さんの作品)
4月からパウダーフュージング教室に通い始めた
T.H.さんの初めての作品です。
T.H.さんは教室に入る前から
このサイトを見て
何を作るかイメージを広げていたようで
最初の日に
「これを作ります!」と言って
持参した下絵を見せてくれました。
その絵を見ながら
どの部分をどの技法で作るのか
相談するところから制作が始まります。
まず、パンダのバーツを作ることにしました。
プラスチックのシートにガラスの粉でパンダの絵を描き、
乾燥させてから丁寧にはがします。
焼く前はこんな風に白っぽい感じです。
これを電気炉で焼くと、粉が溶けて
ガラスのパーツになります。
表面の反射で質感が分かるかな。
ここに爪や口を描き加えて
パンダパーツは完成です。
次は笹です。
竹は細いので、
パーツを作る方法だと細工が細かくて大変ですから、
ベースの板を作った後で
板に描く方法が良いかと思ったのですが、
T.H.さんは、薄いガラス板を作り、
それをカットして笹の枝や葉のパーツを
作る方法を選びました。
細かい形をカットするのは難しいのですが、
T.H.さんは最初から上手にできました。
パーツができたら、
ベースの板を作り、
そこに配置して、焼き付けて、完成です。
とても初めてとは思えない作品です。
パンダのパーツも、笹のパーツも、
仕上がりがとっても綺麗です。
T.H.さんの頭の中には
最初からしっかりしたイメージがあったので
それが作品から伝わってきます。
余談ですが、
教室に来る前から
作品を収める木枠を注文してあるそうです。
もう、何から何まで出来上がっています。(笑)