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散歩する猫のボウル(ガラス教室のS.Y.さんの作品)
S.Y.さんはカケラを見ると
作品のイメージが広がるそうです。
なので、教室に来ると、まず、
カケラ箱をチェックします。
その日は、黄色と黒が混ざった
大きめのガラス板がありました。
大きい板は何かと使いやすいので
すぐに誰かに拾われてしまうのですが、
その板は黄色と黒という配色がイマイチで
誰にも拾われず、ずっと箱に残っていました。
きっと、誰かが手元の余ったガラス粉で板を作ってみたけど、
使いにくい配色だったのでカケラ箱に入れたのだと思います。
でも、S.Y.さんは、そのガラス板を見て閃きました。
そして、作ったのが上の写真の右側のボウルです。
宵闇がせまる小道を散歩する猫のイメージだそうです。
ボウルの上部にある猫のパーツは
最初ブローチを作ろうと思って
盛り塗り技法で作っておいたものです。
今回、ちょうどイメージがぴったりだったので、
それを使うことにしました。
パースをつけて配置したカケラが奥行きを感じさせますね。
この作品がとても気に入ったので
明るい野原を歩く猫(上の写真の左側)
夕焼け散歩の猫(下の写真の左側)
朝焼け散歩の猫(下の写真の右側)
も作ってみました。