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ゼリーに包まれたイチゴの小皿(I.T.さんの作品)
イチゴが大好きというI.T.さん。
「どこが好きなの?」と聞くと
「赤と緑の色の組み合わせが大好きなんです」
と言うことで、イチゴの小皿を作ることにしました。
まず、白いガラス粉を棚板に平らに置いて、
その上から赤いガラスの粉を被せ、
電気炉で加熱焼成してガラス板にします。
もう1枚、今度は白いガラス粉の上に緑を被せて
ガラス板を作ります。
次は、そのガラス板を細くカットします。
白いガラス粉の上に赤と緑を被せたので、
断面が白と赤、白と緑のガラス棒になります。
その棒を適当な長さにカットして、
その断面を見せるようにして並べ、
イチゴを形作ります。
平面的にカットしてイチゴを表現する方法もありますが、
手間をかけて断面を見せることで、
イチゴの存在感が出ました。
そして、イチゴの上に透明なガラス粉を被せます。
透明なガラス粉を被せるときは
何も考えずに均一に被せてしまいがちですが、
ここでもI.T.さんは一手間かけています!
わざと不均一にガラス粉を被せて、
イチゴがゼリーに浮いたり沈んだりして、
ゼリーに埋もれている感じを表現しました。
ゼリーの中でイチゴがプルプルと揺らぐ感じが出ています♪
イメージが見事に形になってます。
透明のガラスが揺らいで見え、
反射してキラキラしているところも綺麗です!