「食洗機に入れたら割れちゃいました。
　気に入って使っていたので何とかなりませんか」
と言って、I.K.さんが昨年作った長皿（下の写真）を持ってきました。

割れたお皿を見ると、
片側に5センチほどの亀裂が入っています。
丁寧に仕上げた作品なので、
なんとかしたい気持ちはよぉく分かります。

でも、亀裂の部分を見ると、
同じ形で再生するのは難しい状況だったので
形を変えて再生する事にしました。
まず、亀裂が入ったところを取り除くように正方形にカットして
型の上に置いて四角いプレートに再生しました（上の写真）

作品が割れるのは残念です。
気に入った作品だとなおさらです。
でも、再生できたので、心がちょっと安らぎますね～
こんな事ができるのも
パウダーフュージングの良さだと思います。

私も自分の作品を日常的に使っており、
食洗機で洗っていますが、
やはり、たまに割れることがあります。

乾燥用のヒーターの近くに大皿を置いたりするのが、
いけないような気がしますが、
そんなに沢山試した訳ではなので、
はっきりとは言えません。
とにかく、食洗機には入れない方が無難です。

でも、教室の皆さんは
割れても再生できる、
再生できなくても次の作品の素材になる、
という気持ちからか、
結構気軽に食洗機に入れてるみたいです。（笑）