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柔らかな虹色の器(K.S.さんの作品、N.Y.さんの作品)
1ヶ月違いでパウダーフュージングを始めたお二人の初作品です。
まずは、早く始めたK.S.さんの作品から。(上の写真)
この作品は細長いカケラ(右の写真)使っています。
これは、以前、「モザイク」シリーズと称して、
ガラスを細長くカットして並べた作品を作っていたときに
作り溜めておいたものです。
それが沢山余っていたので、
教室で皆が使えるように「カケラ置き場」に出しました。
K.S.さんは、その細長いカケラを適当な長さにカットして、
40センチ×30センチの棚板いっぱいに並べてストライプ模様を作り、
その上から白いガラスの粉をかけて、電気炉で焼成し、
柔らかなストライプ模様のガラス板にして、
それを六つにカットして6枚の小皿に仕上げました。(上の写真)
それを見たN.Y.さん、
綺麗! 私もこれを作りたい!
ということで、同じ方法で丸いガラス板を作り、
少し深いボウルに仕上げました。(下の写真)
最初は戸惑いと緊張があると思いますし、
意気込むあまり、失敗することもあるでしょう。
でも、二人とも初めてなのに、
気負うことなく、ガラス粉という素材の特徴を活かして、
作品を創っていて、
自然でリラックスした楽しい気持ちが
こちらに伝わってきます。
柔らかな風合いが心地よい作品です。
カケラを使う作品創りは難しい技術がいらないので、
初めての人でも最初から楽しめます。
これもパウダーフュージングの魅力の一つだと思うんですよねー♪