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夜の虹のガラス絵(ガラス教室のM.M.さんの作品)

M.M.さんは、これまで、緻密なガラス絵を
たくさん作ってきました。
今回は夜の虹のガラス絵を作ることにしました。
まず、小さな花のパーツ作りです。
ガラス粉のペーストで
プラスチックシートに花の絵を描き、
それを乾燥して、剥がします。

これを焼いて、小さな花のパーツが沢山できました。

次、黒い板をガラス粉で作り、
そこに花のパーツを配置して焼き付けます。
パーツを焼き付けたら、
絞り出し技法の線画で細かい線を描き加え、
透明色のガラス粉で虹を描き加えます。
それを再度焼き付けてガラス絵の完成です。
花は不透明色で描いたので
黒い背景の上にくっきりと浮かび上がり、
虹は透明色を使ったので背景に溶け込んでいます。
その対比が美しい〜!
味のある地模様の黒い背景が
不思議な世界観を引き立てた作品になりました。
夜、月の光で見える虹は
「ナイトレインボウ」あるいは「ムーンボウ」といい、
幸せを呼ぶそうです。
暗闇の中に浮かび上がる虹、
私も見てみたいなぁ。