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和色が魅力の刺身皿(ガラス教室のS.T.さんの作品)
S.T.さんは今年春からパウダーフュージングを始めました。
1作目(右の写真)はカケラを使ってお皿を作ったので
2作目は色ガラスの粉を使って刺身皿を作ることにしました。
まず、渋めの和色を2色選びます。
それを棚板に置き、ハケや筆を使って
サッサと粉が掠れるように線を描き
上から乳白色のガラス粉をかぶせて焼きます。
少し厚みが欲しかったので
更に透明のガラス粉をかぶせてもう一度焼いて
刺身皿の完成です。
普通は、この後、
スランピング技法で成型して
縁周りを上げた形に仕上げるのですが、
S.T.さんは
「刺身を板に盛る感覚で平らで良いんです」とのこと。
確かにお寿司屋さんとか板の上に載ってますねー。
筆やハケを使って粉を散らしたり、線をつけたり、
ガラス粉の風合いを確かめるような、遊ぶような、
楽しい新鮮な感覚が表れた作品になりました。
次はどんな作品を作るのかなぁ。
刺身皿と同色で醤油皿も作りました。
後日、使ってみました、ということで
S.T.さんから写真が届きました。
実は作品を作ったのが夏だったので、
季節柄、刺身ではなく、夏野菜がいっぱいです。
自作のお皿で一杯楽しむ様子が目に浮かびます。
贅沢な楽しさが伝わってきて良いですね。
お皿の柄が見えないけど、、、(笑)