2020年頃、ガラス粉から作ったペーストで
絵を描く方法をはじめました。
新しい方法ができると、
「じゃあ、こうしたらどうなるの？」
という感じで
教室でもいろいろなアイデアが浮かんできて
試す人が出てきます。

Y.Y.さんは
いろんな色のペーストを混ぜたら
どうなるかと考えました。
丁度、似たアイデアで試した人がいたので
その写真（下の写真）を見せると、
「それやってみたい」
ということで制作し始めました。

まず、色を選び、
複数色のガラス粉のペーストを用意します。
それをプラスチックシートに置き、
パレットナイフて混ぜたり、
引っ掻いたりして
平らに広げて、焼きます。
これで、色が混ざった面白いガラス板ができました。

その板の上に透明のガラス粉をかぶせて焼き、
カラス板に厚みをもたせます。
そして、サギング技法で成型して完成です。

ガラス粉のペーストは粘りがあるので、
絵の具のように全部が混ざってしまうのではなく、
マーブルのように色が混じったガラス板になります。

流れのある色と
ヘラでかき回した勢いが感じられる
面白い風合いの作品になりました。