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動物の顔の皿 三毛猫

カテゴリー: 
動物, 小皿/豆皿, パウダーフュージング技法, 新作  2023/12/28 (木) 07:36 水吉郁子
IMG_5970_m.jpg
先日紹介したワニの小皿(右の写真)と同じ方法、
つまり、白い下地の層を作って
そこにガラス粉のペーストで絵を描くという方法で
三毛猫の小皿も作りました。

モチーフは、4年前から作っている
動物小皿の三毛猫と同じですが、
顔が大きく見えるように
アップにしてみました。

この方法は、画用紙に水彩絵の具で絵を描くのと
似た感覚で描くことができ、
仕上がりも水彩画のような
優しい風合いになるのが特徴ですが、
その他にもいくつか特徴があります。

光を通す透明感がガラスの魅力ですが、
光を通すことで、
背後(テーブルなど)の色と混じってしまい、
色がくすんだり、
淡い色が分からなくなることがあります。

その点、この方法は、
不透明の白い下地が背後の色を遮断して
色が混じるのを防いでいるので
鮮やかな色は鮮やかに見え、
淡い色の微妙な色味も損なわれません。

立体感のある表現ができるところも特徴です。
ガラス粉のペーストで絵を描くとき、
三毛猫の顔を一番厚くして、
三毛猫の胴体は少し薄く、
背景はもっと薄く、というように
厚みを調節してレリーフ状に描いてあるのですが、
そうすることで、絵が立体的に見えます。
厚みの差はほんの少しですが、
その少しの差によって境界部分に影ができ、
それが立体感を感じさせます。
この不思議な立体感が写真で伝わるでしょうか?
表面に描く絵付けなどとは違う新しい質感です。

レリーフ状に描くので
絵の層には凹凸がありますが、
上から透明なガラスの層でカバーしているため
お皿の表面はツルッと平らです。
なので、普通にお皿として使えます。
もちろん飾り皿として楽しむこともできます。

楽に絵を描けるので作るのが面白い♪
他の動物もこの方法で作ってみたくなりました。

この作品、下記で販売しています。

●クリーマ
 https://www.creema.jp/c/powderfusing
 ハンドメイド・手作り・クラフト作品をネット販売するサイトです。
 クリーマのサイト内で「powderfusing」または「水吉郁子」で検索してください。

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