このページにコメントを付ける

細線彩長皿今昔

カテゴリー: 
細線, 中皿/大皿, パウダーフュージング技法  2014/03/17 (月) 15:00 水吉郁子
P1070834_m.JPG
4年ほど前に作り始めた細線シリーズの長皿。
上は今の作品ですが、最初の頃の作品(一番下の写真)と比べると微妙に変化しています。

その当時、ベースになる板の作り方が今とは違いました。
多色の板ガラスを作るのに粉ガラスを綺麗に置き分けるのは大変そうだなーーー
という気がしたので、
単色の色板ガラスをあらかじめ作って、
それをカットして並べて焼いて作っていました。
しかし、グラスカッターでガラスをカットして配色していくと、
形が固くなりがちだったので、
粉ガラスで絵を描くように色を並べて作る方法に途中で変えました。
繰り返し作ることで頭が整理され、手も慣れてきましたため、
今では、複雑な模様もイメージ通りに粉ガラスだけで描けるようになりました♪
板ガラスから粉ガラスに変えることによって、
想像以上に形が柔らかくなったのですが、
それだけでなく、線もより自由に描けるようになりました。

作品を作るときはいろいろなことを考えますが、
考えたことが全部うまく行くわけではありません。
うまく行かないことの方が多いのですが、
それでも、何度も何度も繰り返し作り続けると、
段々とうまくできるようになります。
そして、繰り返すほど作業が楽になり、
作品が進化しているように感じる時があります。
それが嬉しい♪
P1070835_m.JPG

こちらが最初の頃の長皿。
いつもその時の精一杯の力、想いで作品を作っていますが、
比較して見ると変化を感じます。
成長してるなーーー!なんてね。(笑)
P1070836_m.JPG

Plain text

  • HTMLのタグは使えません.
  • 改行と段落付けは自動的に行われます.
画像認証
機械的な書込みを防止するために画像認証を設けています。ご協力ください。
Image CAPTCHA
Enter the characters shown in the image.