O.I.さんは、昨年暮れから
パウダーフュージング教室に通い始め、
いろいろな方法を試しながら作品を作ってきました。
今回は、線を描く絞り出し技法を試します。

この作品の前に、
O.I.さんは盛り塗り技法で
ガラスのパーツを作る方法を試していました。
シートの上に面を塗るようにして絵を描き
それを乾燥させて剥がして焼くと
パーツができるという方法です。

この方法と同じように、
シートの上に線で絵を描いたらどうなるのか
というのが今回の発想です。
要は、面と線の違いを確認してみよう、
ということです。

まず、白いガラス粉を使って
シートにレース模様を描きます。
そして、乾燥させて、剥がして、焼きます。
（下の写真はシートから剥がした状態）
線で描いたレース模様がそのままガラスになり
繊細なパーツができました！（上の写真）
線でも、面と同じようにパーツにできるんですね。

ガラスは焼くときに縮みますから、
線の太さを均一にしないと
線が変形したり、途切れたり
いろいろ問題が出るのですが
よくできましたねぇ。

凄いです。綺麗です。
電気炉でこんな事ができるなんて、、、

さあ、これから
このパーツがどんな作品になるのか
楽しみです。