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ガラスの石のオブジェ(ガラス教室のS.Y.さんの作品)
S.Y.さんは吹きガラスとパウダーフュージングで
作家活動しています。
秋田県の美術館に出展するために
石をモチーフにした作品を作ることにしました。
パートドヴェール技法、パウダーフュージング技法を
石の大きさや形に合わせて使い分け、
10数キロの色ガラスの粉から
柔らかな色合いが魅力の「石」を作りました。
美術展というと
作品を見るだけのものが多く、
見る人と作品の間に垣根を感じることがありますが、
S.Y.さんは、見るだけでなく
触って楽しめる作品にしたかったので
会場に石を並べて自由に触れる形にしました。
河原を散歩して風やその広い空間を楽むように
石に触って形や色や触り心地を楽む感じです。
美術を難しく考えるのではなく
日常の楽しみと同じ感覚で楽しんで欲しいという気持ちを
ガラスの石で表現したそうです。
実際に河原に出掛けて写真も撮ってみたそうです。(下の写真)
前からそこにあったように
石とガラスと河原の風景が違和感なくひとつになっています。
美しいですね~♪
残念ですが、展覧会(下記)はすでに終わってしまいました。
でも、どこかのギャラリーで、
また展示したいと思っているそうです。
その時は、私も行って、触って、楽しんでみようかなぁ。
展覧会名 「a moment in time」
作品名 「like a」(〜のような)
会場 アトリオン2F美術展示ホール第1展示室A
主催 秋田県
協力 (社)秋田県芸術文化協会
開催期間 2022年12月15日~18日