太古の空が広がる大皿(ガラス教室のY.K.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2021/09/20 (月) 09:29 水吉郁子
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これまで、果てしなく広がる海や大地をイメージした
作品をいくつか作ってきました。
その流れで行けば、次は空かなぁ、ということで
今、いろいろ試作を重ねています。

教室のY.K.さんが、その試作を見て
「センセー、私もこんな空を描いてみたい!」と言って
上の作品を作り始めました。

まず、雲を描いた青いガラス板を作ります。
そこに何を描こうかなぁ。
とりあえず、木を描いてみよう。
木だけじゃ物足りないので
鳥も飛ばしてみようかな。
いろいろアイデアが浮かびますが、
今ひとつなので、ちょっと保留です。

そして、翌月の教室で、
Y.K.さんはすごくニコニコした顔つきで
「センセー、私思いついたんです。
プテラノドンを描くことにしました。」

空飛ぶ恐竜ですか。
ジュラシックパークの世界なんて
私の想像を超えていました。面白い。
アクセントとして小さく恐竜を描くだけなのに、
見る人に全く違う世界を感じさせます。
そこに描いてない恐竜たちまで
脳裏に浮かんできます。
見る人のイメージを広げて
いろいろなものを感じさせる。
それがアートの面白さだと思うんですよねー♪