透明なガラスの中に、
色とりどりのジェリービーンズを封じ込めた小皿です。

まず、パステルカラーのガラス粉でガラス板を作り、
それを豆のような形にひたすらカットして、
電気炉でプルッと丸くなるまで加熱して、
ジェリービーンズのようなガラスの粒を沢山作りました。（2枚目の写真）

これを色合いを見ながら丸く敷き詰めて、
そこに透明のガラス粉を被せて焼成してガラス板にして、
型を使って成形して出来上がりです。

色がかわいい！　形もかわいい！
女子力満載の作品です。
整えた豆の形も、できあがった丸い小皿の形も
きっちり整っていて、それも心地いい！
一つ一つを丁寧に、繊細に仕上げたことが
そう感じさせるのでしょう。

モノ創りは、どんな物でも手間と時間がかかります。
この作品も、ガラス板を小さな豆の形にカットするのは結構大変で、
何時間もかけて、やっと、片手に乗るほどしかできません。
私は、そんな手間のかかることはやってられないと思うのですが、
I.M.さんは違ってて、「結構楽しいですよー」とのことです。
他人から見ると、手間のかかる面倒な作業だけど、
その人にとっては苦痛ではなく、むしろ楽しく感じることがあるんですね。
その結果、他人が真似できないモノができるんですから、
そういうのって一つの才能じゃないかと思ったりします。

この作品も、先日紹介した「なると皿」と一緒に
西新宿で開催する下記のイベントに出展するそうです。
日時　　　：5月1（日）、2（月）、3（火・祝）（全会期中の第2期）
イベント名：OZONE クラフトマーケット2016 手仕事をめぐる旅
出展者名　：白猫 & a・mai・glass（こちらに案内があります）