パウダーフュージング教室にはいろいろな人が通っています。
絵を描くのは学校卒業以来という人から
工芸作家として現役で活動している人まで、
本当にいろいろです。
その全員にパウダーフュージングを楽しんで欲しいので
決まったカリキュラムを設けずに
受講者一人一人と相談しながら（おしゃべりしながら？）
作品を制作するというスタイルをとっています。

この日は、A.S.さんがスケッチを持ってきました。
「このデザインで楕円皿を作りたいんです」
こんな風に制作が始まることが多いですね。
そして、いろいろ相談した結果、
盛り塗り技法で魚の絵を描くことにしました。

そうしたら作業に入ります。
まず、赤茶と淡い鶯色の板ガラスを作り
そこに盛り塗り技法で面を塗り
絞り出し技法で細い線を描き加えます。 絵を描いたら、
上から透明のガラス粉をかけて焼き、
最後、スランピングして楕円皿の完成です。

どんな料理にも合いそうな
渋めの色合いがいいですね。
絵柄も独特の雰囲気があって素敵です。
私、これ、好きだなぁ～