銀泊と朱の菓子皿(H.M.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2011/09/25 (日) 09:37 水吉郁子

物を作るときは技術、熟練だけでなく、力も必要です。
『こんな物を作りたい!』と思っても、握力がない、腕力がないなんてことで作れないこともあります。
作者のH.M.さん、実は79歳。
ガラスカッターでガラス板をカットするのはちょっと難しいようで
オレンジ色の粒々を、ペンチのようなタイルカッターで端からパチパチと砕いて作りました。
ガラスカッターでカットして作ったかけらや、木づちで砕いて作ったものとは異なった表情になって、
H.M.さんならでは仕上がりになりました。
苦手なことがあっても、自分にできることを繰り返したり、広げたりする事で、
他の人にはない自分だけの表現が見つかるような気がします。