以前、象のお皿を作ったT.H.さんが
同じ絵柄でオブジェを作りました。

まず、ケント紙を象の形にくり抜き、
そこに白いガラスの粉を薄く置いて
薄～～い象のパーツを作りました。
そのパーツを予め作っておいた透明なガラス板に配置して
赤いガラスの粒を点在させ、焼き付けました。

焼き上がった状態を見ると、色味がなくちょっと寂しいので
裏にコバルトブルーの粉をグラデーションに焼き付けて、
背景にしてみました。
これで、遠近感が出て、
大地に象の群が広がっているような感じになりました。

色の変化だけでなく
ガラス粒を使って質感の変化も加えてみようということで、
後ろにザラメ状の粉を撒いて
つぶつぶが残るように低温で焼き付けました。
粒々のキラキラが綺麗です

最後、板ガラスをU字型に曲げてオブジェの完成です。
自然光やろうそくの光を通すと粒々のガラスの反射が魅力的です。
いろいろな技法を上手く取り入れて完成度のある作品になりました♪

-----[2016年11月3日更新]-----
明かりを灯してみました！
T.H.さんが写真を送ってくれました。
白い象に電灯の色が映って、ガラスの色が変化しています。
明かりを付けないときと印象が違いますねぇ。
想像以上です！
明かりを点けても点けなくても魅力的ですね♪