落ち着いた色合いが魅力の楕円鉢(I.M.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2016/01/22 (金) 19:34 水吉郁子
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まず、楕円形に黄色のガラス粉を敷いて、
その上にあらかじめ作った青いパーツを配置して、(下の写真)
電気炉で焼成し、ガラス板を作りました。
次に、サギング技法で楕円の鉢に仕上げました。

色彩学によれば、黄色と青は補色の関係にあり、
互いを目立たせる効果を持ちます。
そのため、どちらかの色をベースに、もう一つの色を少しだけ使うと
色がはっきりと鮮やかに見えて、アクセントになります。
しかし、量のバランスに注意しないといけません。
同じぐらいの面積で補色関係の色を配置すると
色が濁って見え、綺麗に感じられなくなってしまいます。

その色彩学の法則から言えば、
この作品の色使いはちょっとした冒険です。

でも、結果は成功。
ガラスは色や光を透過するので、
青いパーツの色がベースの黄色の影響を受けて変化し、
すこし落ち着いた色になりました。

統一感のある落ち着いた作品になりましたね。
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