繊細な線が生きた淡い小皿(ガラス教室のY.J.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2021/11/05 (金) 17:46 水吉郁子
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今日、紹介するのは
今年7月にパウダーフュージング教室に通い始めた
Y.J.さんの作品です。

最初は、何処から始めればよいのかも分かりません。
そこで、とりあえず、
ベースのガラス板を作るところから始めます。
いろいろ話すうちに、
淡い色が好きということなので、
色見本(右の写真)から淡い色を選び
ガラス粉を棚板に置いて焼成し、
ガラス板にします。

次は、そのベース板に模様や絵を描きます。
いつくか方法はありますが、
「ここに線を描きたい♪」ということなので、
絞り出し技法で線画を描くことにしました。

鉛筆や筆で描くのとは勝手が違うので、
うまく描けない人が多いのですが、
Y.J.さんは絞り出しが肌に合っているのか
最初から繊細な線が描けました!
綺麗です!
うまいなぁ。

描き終わったら、加熱して焼き付けて、
スランピング技法で成型して小皿の完成です。

絞り出したガラスの形が残るように
低温で線を焼き付けたので、
絵柄に立体感が出て
存在感のある作品になりました。

淡い色のガラス板も、線も、綺麗です。
これからの作品が楽しみ♪

余談ですけど、
Y.J.さんなのに、何で「R」なんだろう?
うっかり聞き忘れました。(苦笑)