秋の木立の四角皿(T.C.さんの作品)
家族お揃いの魚の切り身を載せるお皿が欲しい
ということで、四角皿を作ることにしました。
まず、棚板の上に透明のカケラを並べ、
カケラの間を不透明の白いガラス粉で埋め、
電気炉で加熱焼成します。
これで白いベースの中に
透明なカケラが入ったガラス板ができました。
次に、そのガラス板をカーブを付けてカットし、
カットしたところに隙間を空けます。
上の写真を見ると、
中央に木のような形がありますが、
そこがカットして隙間を空けた部分です。
その隙間を緑系と茶色のガラス粉で埋めて
上から透明のガラスの粉をかけ、
もう一度加熱焼成して、
最後、スランピング技法で成型して
四角皿の完成です。
白い背景の中に描いた木立を思わせる図案が
爽やかな心地よい秋を連想させ
今の季節にぴったりの作品ができました。