爽やかな月が浮かぶオブジェ(ガラス教室のT.Y.さんの作品)
T.Y.さんはパウダーフュージング教室に通い始めて
まだ日が浅いので、
試してみたいことが沢山あります。
とは言っても、一遍に全部できませんから、
今回は、下の三つに絞って、
作品を作りながら技法を習得しました。
・銀箔を使ってみたい。
・ガラスに凹凸をつけるレリーフ技法がしてみたい。
・飾って楽しむオブジェが作りたい。
まず、銀箔を焼き込んだガラス板を作り、
それを丸くカットしてパーツにします。
そのパーツを棚板の上の方に配置して、
下の方に空色のガラス粉を配置します。
そして、上から透明のガラス粉を四角い形で被せて焼成すると、
四角いガラス板ができます。
そこに、雲の風情をイメージした線を
レリーフ技法で書き加えて凹凸を付け、
再度焼きます。
最後、スランピング技法でU字型に成型して
オブジェの完成です。
明るいところに飾ると
キラキラ光る雲の上に浮かぶ太陽にも見えますし
背後からロウソクなどで照らすと
光がゆらゆらと揺れる夜空に浮かぶ
月のようにも見えます。
既に中秋の名月は過ぎてしまいましたが、
これで、いつでも中秋の名月を楽しめるかもぉ~。