浜辺の小皿(ガラス教室のF.T.さんの作品)
先日紹介したF.T.さんの作品をもう一つ紹介します。
F.T.さんは、先日紹介した作品(右の写真)のように
カケラだけで作品を仕上げる事が多かったのですが、
今回紹介するのは
青と白のガラス粉で作ったベースの板と
カケラを組み合わせて
浜辺を表現した作品です。
白い部分と青い部分の境目を曖昧にして
打ち寄せる波際を連想させ、
白い部分に置いた鮮やかなカケラが
砂浜に混じった珊瑚や貝殻に見えます。
カケラは、抽象的な模様を描くことが多いのですが、
こういう具体的なイメージを
表現することもできます。
爽やかな風に吹かれながら
宝物を探すように貝殻を拾った
子供の頃のイメージが広がる作品になりました。