沖縄の海の小鉢(Y.R.さんの作品)

カテゴリー: 
ガラス教室の作品紹介  2018/08/04 (土) 08:31 水吉郁子
IMG_9957_m.jpg
Y.R.さんは沖縄の海が好きで、
毎年ダイビングに行くそうです。
その沖縄の海のイメージで小鉢を作りました。

ガラスの粉には、
粒が細かいものから粗いものまで何種類かあって、
粒の粗さで仕上がりの風合いが違います。
粗さの違う粉を混ぜると、
仕上がりを予想しにくいので、
普通は、一種類を選んで使います。

でも、Y.R.さんは一種類に絞るのではなく、
何種類か使ったりします。
たとえば、上の作品の場合、
淡いブルーの大粒の粉に、
細かな粉を指さきでほんの少し添加しています

その様子を見ていると、
Y.R.さんの頭の中の沖縄の海と
指先が繋がっているようにも感じます。

そして、電気炉で焼成すると
青い色が混じり合った
何とも言えない複雑な色のガラス板になります。
場所によって色の混じり具合は違いますから、
見ていて飽きません。
こんな器に、おつまみを入れてお酒を飲むと、
心地よい時間が広がりそうですね~♪

この小鉢の他にも、お皿やストラップなども作っています。
2018年8月25日~9月5日に開催する「パウダーフュージング展」
(詳しくはこちら)

に出展するので、見に来てくださーい。