G.J.さんは吹きガラスなどで長年作家活動しています。
パウダーフュージングに興味を持っていたことに加えて、
スランピング型を自作する方法も知りたいと思い、
昨年暮れから教室に通い始めました。
私は耐火セメントで型を自作してて、
その方法も教室で教えてますからねー。

今日紹介する作品は宝石をモチーフにしたプレートです。

制作工程は
光の当たり方で色が変化する宝石をイメージして
緑系のガラス粉を数色選ぶところから始まります。
そして、棚板に宝石を形どったアウトラインを描き
それに合わせてガラス粉を置いていきます。
それを一度焼いてガラス板にした後
白い線を描き加え、焼きつけます。
微妙に異なる緑を白い線で区切ることで
柔らかい風合いの中にシャープさが出ました。

教室での作業はここまでです。
このあと、G.J.さんはガラス板を自宅に持ち帰り、
教室で習った方法で型を自作して、
自宅の電気炉でスランピングしました。
（下の写真）
そして、
「初スランピングでドキドキでしたけど、
できました～！！！嬉しい～！」と
写真を送ってくれました。

ガラスに描いた白い線と型の形が
ぴったりと合っています♪
型を自作しないと、こういう作品は作れません。
緑色の微妙な変化もいいですね。
柔らかく光を放つ宝石のようです。