富士山のぐいのみ(N.Y.さんの作品)
N.Y.さんは細かな細工が得意で、
今までも細かい作品を作ってきました。
今回も、富士山模様の小さなガラス板作ってみよう!
と思い立ったところから作品作りが始まりました。
最初、青いガラス板を小さな富士山の形にカットして
白いガラス粉で山頂の雪を描いていきます。
そこに赤いガラス板をカットして作った太陽を加えます。
そして、上から透明のガラス粉をかぶせて電気炉で焼成し、
日の出の富士山模様のガラス板作りました。
500円玉ぐらいの小さなガラス板です。
次は、この富士山を作品にします。
何を作ろうかしら、
小さなパーツをじっと見てイメージを広げます。
小さな富士山と太陽がとってもカワイイので、
それを中心に置いて、
周りにモザイク技法の縞模様を配置した
ぐい呑みを作ることにしました。(最初の写真)
モザイク技法で縞模様を作るのですから、
まず、ガラス粉で色付けしたガラス板を作り、
短冊状にカットします。
それを富士山の周りに
断面が見えるように立てて並べます。
そして、電気炉で焼成して一体のガラス板にします。
これをサギング技法で成型してぐい呑みの完成です。
ぐい呑みの中を覗くとストライプ模様の中に富士山が見えます。
なんともかわいいですねぇ。
最近は外国で日本酒の需要が高まっているそうですから、
海外の方にもウケるかも♪
富士山の小皿も作ってみました。