H.N.さんは
ストライプの間に小さな色を並べたデザインが好きで、
これまで何作か作ってきました。
今回はそのデザインに
くるくるの線模様を加えた大皿を作りました。

写真の左側のくるくる模様は
ケーキのデコレーションと同じ要領で
ガラスのペースを絞り出す方法で描いています。

この絞り出し技法は
他の技法では描けないような細い線を描けるので
教室の皆さんも細い線を描こうとするのですが、
この作品は、3ミリほどの太い線で大胆に描いています。
黄色いガラス粉のペーストを多めに作り、
ビニール袋にそのペーストを入れて
手のひら全体でグーで握って
腕全体を動かして太い線を描きます。
その制作する様子は大胆で楽しげで
見ていても新鮮です。
こういう描き方も面白い。

作者の大らかでラフな雰囲気が作品にも表れて
心地よさを感じる作品になりました。

色違い、柄違いも作りました。



制作過程です。