三つともN.Y.さん始めての作品です。
お皿を作れるようになるのが夢です、とパウダーフュージングを始めたN.Y.さん。
その想いが溢れ出てしまったのか、
最初から三つも同時進行で制作し、それが完成しました！

パウダーフュージング技法でお皿を作る方法は沢山あり、
最初にいろいろな風合いを体験してもらうために
一作一作、違う工程で作品を作ってみましょう、と提案しています。
そうは言っても、異なる工程を同時進行して一度に沢山の作品を作った人は初めてです！
三つが全部異なる工程で、異なる風合いの仕上がりになりました。
お皿が作りたい！という強い想いが伝わってきます。

まず、上の作品から。
カケラを配置して、その上からガラスの粉を撒いて
40センチ×30センチぐらいの板を作り、
それを縦半分にカットした後、片方はそのまま長皿に、
もう片方は三等分してお揃いの小皿にしました。
和紙のような柔らかなベースの白い色と、
淡い色合いのカケラの組み合わせが素敵です。


水色の細い棒のカケラを等間隔に配置して
その上から透明の粉ガラスを撒いてストライプの板ガラスを作りました。
そこにガラスの粉で線を描いてお皿にしました。
さわかな色合いでまとめたベースに描いた線が
くにゅくにゅ曲がって動きを感じます。
楽しげですねー。


お正月に皆が作っていた銀箔の皿を見て（これとか、これとか）
これも作ってみたい！ と、もう一品！（笑）
黒いガラスに銀箔を乗せ、
桜の形に紙を切り抜くパンチを使って銀箔の桜を作り、
それを散らしてみました。

夜桜が舞っているようです。
黒いガラスと銀箔の組み合させが、ちょっと大人っぽくて高級な感じですね♪