夏を感じる朝顔とカエルの四角皿(H.K.さんの作品)
教室では、私と相談しながら
まずデザインを決め、それをどのような手順や方法で作品を作るか考え、
作品作りを進めていきます。
同じデザインでも、線描きにするのか、型抜きにするのか、
その他にも表現方法は沢山あります。
そして、同じデザインでも表現方法によって出来上がりは違ってきます。
作者のH.K.さんは、まず、カエルや朝顔の花、葉っぱといったパーツ用のガラス板を作り、
それを一つ一つ丁寧にカットして、もう一度、パーツだけで焼きました。(下の写真)
そして、そのパーツをベースの白いガラス板に乗せて焼き、お皿に成形しました。
一度パーツだけ焼くことで、一つ一つのパーツが丸みを帯びた形になります。
さらに、カエルは少し凸凹が残るようにしました。
朝顔の方はベースのガラスの中に焼き込んで平らになるように仕上げているので、
カエルを少し浮き出たような感じにすることで、遠近感を出そうというわけです。
それで、カエルを主役っぽく見せています。
おおらかなデザインの中にこだわりがいっぱいの作品です♪