同じ型で作った二つの器(M.H.さんの作品、F.T.さんの作品)

カテゴリー: 
ガラス教室の作品紹介  2016/12/28 (水) 15:18 水吉郁子
IMG_7463_m.JPG
F.T.さんとM.H.さんが同じ型(一番下の写真です)を使って
作品を作りました。
でも、作品から受ける印象が違います。

まず、F.T.さんの作品です。(上の写真)
元になったガラス板は丸い形です。
できた器は、美しくシャープな印象になりました。
片側に置いたカケラの色と残りの白い部分の対比が綺麗ですね。

次は、M.H.さんの作品です。(下の写真)
こちらはガラス板を花の形にカットしてから成型しました。
花をイメージした絵柄とぴったり合った
可愛いくて、少し大人っぽい印象になりました。

このように、同じ型を使っても、
元のガラス板の形や絵柄によって印象は大きく変わります。
特に、元のガラス板と違う形の型を使って成型すると、
まるで違う印象になることもあります。

型の選び方一つだけ見ても、そこに個性が出てきますから
モノ創りって面白いですね。
IMG_7471_m.JPG

これが今回使った型です。
底面が小さく、少し深さがあり、水仙のような形をしています。
IMG_7710_m.JPG